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古民家などで見かける囲炉裏(いろり)に吊るされているもの なんですか?

来週にはクリスマス 次には大晦日
今年もはやいもので あとわずかとなりました
それでは今日のお題行ってみましょう

世の中には見たことがあるけど名前は知らない
使う目的が分からない物っていっぱいありますよね?
ちょっと目についた物がありましたので
興味がありましたら少々お付き合いください

囲炉裏の上を走る梁から吊り下げる


囲炉裏やかまどの上から吊り下げ それに掛けた鍋 やかんなどとの距離を
自在に調節できるようにした道具
実物や写真などで見たことがありますか




こちらです
工事完成まじかの画像です

はじめて目にする方もいらっしゃるかと思いますが
これが自在鉤(じざいかぎ)と呼ばれているものです
火力調整ができて火元に障害物がなく薪をくべやすくする
昔の人達の生活に必要な道具です
よく見ると魚を型取りしたものが付いていますが
一説によると魚は水に通じるということで火事を避けるお守り的な
意味があり 魚には瞼(まぶた)がないので眠らない
目を離して火事を起こさないという意味があると言われています
ウ~ン  納得です

次の画像の自在鉤は 倉庫の奥深くに眠っていたものです
全てが鉄製の為 かなりの錆が発生してしまいました
この自在鉤をこれからエイジング塗装でオブジェとして
命を吹き込み復活させる そんなプロジェクトがはじまります

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